Oコーポ耐震補強工事
建築 / 集合住宅
鉄骨階段およびエレベーターホール周辺において、鉄骨補強および既存壁の増し打ち工事を実施しました。ターンバックルブレースや方杖を使用し、階段補強および階段部窓の開口閉塞も併せて行いました。
施工前には、柱間の距離や高さを綿密に実測し、取り付け時の障害物を確認。住民の方々の安全に配慮し、作業区画や養生範囲を入念に計画しました。
現場状況に応じ、当初予定していた工場溶接を現場溶接に変更するなど、設計担当者と協議を重ね、柔軟かつ的確な対応を実施しました。
増し打ち壁の生コン打設では、エントランス前の限られたスペースにミキサー車と2tスクイーズ車を配置。玄関前を通る配管ルートを確保しながら、住民の動線を優先して工事を進行しました。
また、各関係者とコミュニケーションをしっかりとることで現場が円滑に進み、現場実測では、複雑な条件下でも測定方法を工夫したことで、製作した部材の取り付けもスムーズに進み、工程の効率化を実現しました。