Sアパート耐震改修工事
建築 / 集合住宅
集合住宅のアウトフレーム外付二重鋼管ブレースによる耐震補強改修工事。施工時築40年超え高経年の集合住宅の耐震補強面の1面に、鉄骨70.1t、無収縮モルタル53.2m3と多量の資材が使用され、さらにその数は30構面分という大規模耐震補強工事で弊社が手掛けた集合住宅の中でも、大型物件になります。
構造的には複雑な箇所もあり、建方計画や打設計画など施工手順を詳細に計画しながら進めました。
今回採用した二重鋼管ブレース工法はデザイン性が高く、外付け補強が可能です。このため、作業をすべて屋外で行い、居住者の方々が居ながらにして工事を進めることができました。
また、採光についても工事前とほぼ同程度の明るさを確保し、居住者の利便性を考慮した補強方法を採用しています。工事中は、居住者のご迷惑にならないように音や振動に十分に気を配りながら作業を行い、無事竣工いたしました。