旧耐震建築再生運用
自社主導の「築古物件再生事業」として初めて着手したプロジェクトで、
大阪市を拠点にしている高級貸し切り宿「今昔荘」ブランドと
タッグを組んだプロジェクト。
大阪市港区にある4階建て築古物件をキーマンが取得し耐震診断を行い、
改修工事を施して宿泊施設として再生。
このプロジェクトは事業再構築補助金に採択されました。
大人数でも宿泊できる広い客室、デザイン性が高くかつ日本文化と
大阪の雰囲気を感じられる落ち着いた内装・調度品を揃えています。
2つのコンセプトルームがある「今昔荘 天保山 大阪ベイ」として、
2022年5月オープン。
鉄骨造
地上4階
139.51㎡
99.01㎡
363.19㎡
〒552-0021 大阪府大阪市港区築港3丁目10-11 RE・do TEMPOZAN 2/3/4階
大阪メトロ「大阪港駅」から徒歩約5分
「今昔荘 天保山 大阪ベイ」は2つのコンセプトルームがあり、
3、4階は観覧車ビューを楽しめる露天風呂付客室「高灯籠(たかどうろう)」、
2階はひのき風呂プロジェクションマッピングを備えた半露天風呂付客室「生洲(いけす)」となっている。
「高灯籠」は露天風呂から天保山大観覧車が望むことができ、それを江戸時代の天保山の船の目印であった高灯籠にみたてた「新旧ランドマークの融合」というコンセプトでデザインされており、ビルの3階と4階部分を改装したメゾネットタイプで、2フロア合わせて165㎡の広々として客室に、5つのベッドルームが備わっている。
「生洲」は世界最大級の水族館「海遊館」があるこの地を、江戸時代の水族館であった生洲にみたて、それを浴槽へのプロジェクションマッピングで表現するという「今と昔の水族館体験」というコンセプトでデザインされており、ビルの2階部分を改装した90㎡の客室に3つのベッドルームがあり、ひのき風呂に投影されたプロジェクションマッピングを楽しめる。
両室とも、大迫力のホームシアターや大画面でのNintendo Switchが備わったリビング・ダイニングがあり、家族や友人のグループが他のゲストと接することなく、大人数で自分たちの時間を最大限に楽しめる工夫がされた、非接触型の一棟貸切宿泊施設に仕上げた。
施設所有・事業主体・耐震診断 | 株式会社キーマン |
運営支援 | 株式会社ファンバウンド |
設計監理・内装工事・設備工事 | 9株式会社 |
高級貸切宿「今昔荘」を運営しているファンバウンドと意見交換開始。
しかし、コロナの蔓延により思うようにプロジェクトが進められず、中断。
高級貸切宿「今昔荘」を運営しているファンバウンド、空き家・空きビル・遊休地の再生リノベーションを行う9(ナイン)とプロジェクトチームを組み、本格的にコンセプト案の検討がスタート。
コロナ禍でのプロジェクトの中断を経験し、ついにキーマン初の宿泊施設がオープン。
2022年9月20日放送分
地価上昇のニュースにて、コロナ禍での施設出店を
取り上げられました。
2022年8月
撮影で室内が使用されました。