キーマンは1993年の創業当時から橋梁やトンネル、線路などのインフラ事業と、
集合住宅や商業ビル、学校、工場などの建築分野の両方において、
耐震補強と長寿命化対策に着目してきました。
今ある資源を大切にしながら人々が安心・安全に暮らせる街づくりに貢献したい。
建築に宿る、歴史や伝統、人の想いに寄り添いながら、後世に受け継ぎたい。
その2つを実現へと近づけていくために、
新しい建物を建てない建設会社としてのあり方を貫き、
継続的に老巧化建造物のメンテナンスに特化した事業に取り組んできました。
近年は世の中全体の省資源、省エネルギーに対する意識の高まりとともに、
地球環境への影響を考慮した環境保全や建物の長寿命化を求める声が多く聞かれるようになりました。
それに伴い、建築業界でも、壊して造る『スクラップ アンド ビルド』だけではなく、
我々が30年にわたって追い求めてきた、
今あるものをより良い状態にして活用する『ストック アンド フロー』に注目が集まっています。
キーマンもこれまで以上に、人々の安心安全を第一に考え、
また、目まぐるしく移り変わる社会環境にも配慮しながら、
より良い社会づくりに貢献していきたいと思っています。
それと同時に、働き方改革の推進や業務効率化といった世の中の変化に応じて、
IT化への積極的な取り組みも不可欠だと考えています。
我々が培ってきた技術、ノウハウを常に進化させつつ、
防災や空き家対策、少子高齢化や地方創生、インフラ整備といった社会問題にも
真摯に向き合っていかなければいけません。
近年、立ち上げた『REDO事業』も、そうした思いのもとでスタートさせた新事業です。
30年にわたって培ってきた耐震技術を老巧化建造物の再生に連動させて、いかに長寿化を図るのか。
古いビルやマンション、家屋にどのような付加価値をつけて再生させ、発展させていくのか。
住環境やオフィス環境と衣食住を連動させながら、
現代社会にふさわしい価値を見出し、新空間を作り上げるのか。
事業運用までをトータル的にご提案させていただくことで、
より良い形で『今』を『未来』に承継させていきたいと考えています。
今ある資源を大切に。
安心、安全な環境づくりに貢献する。
その揺らぎない使命を全ての事業の軸に据えて、
キーマンは、これからも世の中の『未来』に必要とされる会社であり続けたいと思っています。